4話 ミチコさんの失敗談

役に立たない補聴器とは

補聴器をつけても「聞こえない」「効果が感じられない」と思う場合、それが必ずしも補聴器自体の問題とは限りません。
実際には、聴力に合わない補聴器が使われていたり、調整が不十分であったりすることが原因で、補聴器が本来の性能を発揮できていないケースが多くあります。
このような状態のまま使用を続けると、「補聴器は役に立たない」と感じることでしょう。補聴器を効果的に活用するためには、適切な

なぜ役に立たない状態の調整になってしまうのか

効果を感じられない補聴器の多くは、上記のように音が足りないことが原因です。ではなぜそのような調整が行われるのでしょうか。

●補聴器をつけたらうるさく感じたので、音量を下げてもらった
●うるさく感じないよう、音量が小さめに調整されていた

初めて補聴器を装用した際は、多くのひとが「音がうるさい」と感じるものです。
そのつらさから音量を下げてしまうと、補聴器の効果が十分に発揮されず、ほとんど効果のない補聴器が生まれてしまいますので、注意が必要です。

監修

済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科
主任診療科長・聴覚センター長

医師

新田 清一

けいゆう病院 耳鼻咽喉科
部長

医師

山田 浩之

済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科
 

言語聴覚士

鈴木 大介

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